南の島のスクーター事情

この島では、渋滞緩和の目的からか、1軒に1台しか自動車を持つことが出来ません。そのため、特に若い人でなくてもスクーターやバイク(最大排気量150cc)での通勤が日常的な光景です。かく言う私もホンダのインド製Lead 90ccに乗っておりますが(^_^; しかし、すごいのはこの島の皆さんの乗り方。結構引きますよ(;゚д゚)

方向指示器を出さず、手指示で左右折
 確かに、バイクの免許を取るときに、手指示のやり方がチェック項目にはなっていますが、方向指示器だせよ、をい!
黄色線を平気でまたいでブンブン追い越し
 これはマジで怖いです。島の道路なので結構狭いのですが、対向車が来ていても平気で車を追い越していきます。しかも、朝の渋滞時間など、5台ぐらいが一気に反対車線に飛び出しますので…
片手乗り
 なぜか、島の人たちは左手をポケットに入れたり、ぶらぶらさせながら、右手だけで運転する人が多いですね。確かに、この時期だと南の島でも寒くなってくるので、ポケットに手を入れたくなる気持ちもわかりますが、だったら手袋を買えよ、と言いたいです。
半ケツ乗り
 これも謎。半ケツとまでは行きませんが、微妙に身体を斜に構えて運転する人が多いです。
知っている人とすれ違うと、かならず手を挙げて挨拶
 これは、バイクに限ったことではないのですが、狭い島なので、そこいらじゅうに顔見知りがいます。で、車やバイクですれ違っても、挨拶をしないと後で「何で挨拶しなかったんだ?!」と怒られたり… そこまですることはないと思いますけどねぇ…
ドレッドヘアの上にちょこんとメット乗せ
 この島では、ドレッドヘアが基本と言うことではないのですが、一部、ジャマイカ方面から来ている人たちなどは、ドレッドヘアー。これを頭の上にまとめ、更にその上にちょこんとメットを乗せて… いいんじゃまいか、ぢゃねえだろぉ!!(失礼m(_ _)m)
携帯を頬とメットの間に挟んで通話しながら運転
 これがすごい。一体何を考えているのか、Razorのような薄型携帯を頬とメットの間に挟みこみ、通話をしながらバイクに乗ってます。君達はその10分、15分が待てないのかね?

ちなみに、自動車がそんな事情ですから当然レンタカーもなく、観光客の皆さんは皆さんレンタバイクです。島の住民はバイク運転には免許がいるのに、レンタバイクには免許が要らないんですよね。そもそもバイクに乗ったこともない人たちが、下手をすると2人乗りでトロトロ運転するものだから、これまた怖い(>_<)